star★dust

学校の正面玄関をくぐると桐矢と言う人はいなくなった・・・
っていうか、「いなくなった」じゃなくて「見えなくなった」
桐矢と言う人をおおぜいの人が囲んだのだ。全員が笑いはしゃいでいた。
だからあたしは、桐矢と言う人をおいて先にいった。

7クラスあるうちのあたしはBクラスだった。
教室に入ると座席表がおいてあった。それを見て、自分のせきをさがすと
あたしの席をおおくの人が囲んでいたことにきずいた。
座席表をよく見ると隣の席には
「「桐矢光流」」
っと書いてあった。朝、バスで会った桐矢だ!!
そうとうな人気者なんだな・・・(+。・;)本人が来てなくても
その人の席でもうすでにいっぱいの人が本人を待ちかまえているのだ!!
はぁ、しょうがない・・・。
あたしは1つため息をついてベランダに出てあたしの席から人がいなくなるのを待った。
少し立つと後ろから足音がしたと同時に
「朝のばすの子!!」
っと大きな声であたしは、後ろを向いた。
「イエーイ(笑)後ろ姿で分かった(^O^*)
キミもBクラスなんだ!っあ、そうだ朝聞き忘れてたんだけど名前何て言うの?」
「・・・水菜希星。」
「・・・!!隣の席!?ごめん。もうみんないなくなったから座って。」
「・・・まだ、いい。」
「そっか、んぢゃ希星ちゃんが席行くまで俺もここにいる!!」
「っそ。」
「うん^^」
変な人・・・。

             まさか、この出会いがあたしの
             人生を大きく変えるきっかけになるとは
             この時のあたしは思ってもいなかった・・・。
< 3 / 15 >

この作品をシェア

pagetop