Time Machine
言わなきゃ・・・よかった・・・
『ってか、なんでお前が我慢してんの??
ぶつかっていけばいいじゃん!!
純のこと、なんでお前が我慢してんだよ!!!』
詩音は。ほんとに泣きそうだった。
なんとなく気付いてたかもしんない。
あいつが親友の為を思って、
自分の気持ちを必死に押し殺してるのを・・・
それを・・・俺の言葉で・・・
全てが水の泡だ。
俺のせいで・・・亀裂が入ってしまった・・・
ちがう・・・
・・・ほんとうに痛いのは
ほんとうに辛いのは
俺の・・・届かない想いだ・・・