Time Machine





「詩音にさ、ちょっと、裏切られたていうか・・・
詩音には裕太くんがいるのに・・・。」



「あぁ。詩音も諦めが悪いよね。
小学生からずっと純にべったり。」


チクンー


「そ・・・なの??」


「うん。それに、あたしも純のこと好きだったしね。
気持ちは分かるよ。」




「・・・ありがと・・・。」





「これからいつでも相談に乗るからさ!!」

「うん・・・。ごめんね。」



「いいよいいよ。」

「ね、笠原さんって呼ぶと距離感じるからさ、香織でいいよね??」

「え?あ、うん。」

「っていうかさ、香織って可愛いよね!!
前から友達になりたかったんだぁ♪」

「ね!!モテそうだし!!」

「いいなぁ〜♪羨ましい!!!」

「あ、香織。あたしたちのことも呼び捨てでいいからね!!」









< 241 / 429 >

この作品をシェア

pagetop