Time Machine

「え・・・・・？？」



振られた？？？
詩音が？？？？？


純くんは何も言わないけど。


あたしは純くんも詩音のこと好きなんだって




さっき、それを・・・・
確信してたのに・・・・・




「『そんなやつだとは思わなかった』『変わったな』
・・・そう言われたよ。」


「それは、本心なんかじゃないよ。
少し感情的になっちゃって・・・
きっと、きっと誰よりも詩音のこと大切に想ってたんだと思うよ？？」





「もう・・・いいんだ・・・・。
それに・・・
このままの方が善いんだと想う。


このまま・・・
２人とも、何も思い出せなくなれば・・・
純の中から、あたしの存在なんて消えれば善いんだよ。」


「そんなことない！！！！」


「いいんだよ・・・もう。
このまま・・・もう純があたしを忘れるくらい恨んで、憎んで・・・
それが純の幸せのためになるんだよ・・・。
このまま・・・・

別れちゃえば善い・・・。」



「え・・・・・？？？」