スーパーマン


あたしは勢いよく机に乗っかった。


自分でも、ごはんを食べる机に上履きのまま乗るなんて、かなり非常識だと思う。


でも、今はどんまいだよね。


今はかなりの緊急時なんだから!!



「ちょっと、何やってるの。降りなさい。」


食堂のおばちゃんがあたしを注意してきた。



『ごめん!!ムリ!!』


許してね。


今は東条廉をみる方が先なんだ。


しかしこのオバチャン、ただ者ではなかった。



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