スーパーマン


『仲良くなれたと思ったら、屋上に来ないとか言い出すし…。』

「……。」

『あたしに好きって言わせといて、自分は何も言わないで屋上を去ったりしてさ…、自己中すぎるよ!!…だけど…。』


あんな奴忘れようって何度も思った。


でも忘れようとすればするほど、廉との思い出は鮮やかで…、


頭から離れないの。



自己中で、

意味不明なやつだけど…、


あたしは…、









『そんな廉が大好きなんだよ!!!』



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