スーパーマン

廉side


適当な喫茶店に入って、椅子に座る。


オシャレな空気が俺を落ち着かせてくれた。



『鈴、大丈夫か…って…。』


思わず目を見開いた。


鈴からは、


大量の涙が零れ落ちていたんだ。



『ちょっ、どこか痛いのか??』


パニクる俺。


いつもは基本冷静なんだけど…。


鈴に対しては全くだ。


俺がオロオロするなか、鈴は無言で首を振った。


「嬉しいのー。」

『え??』


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