スーパーマン


「なるほどな」


あたしはその時の出来事を廉に話した。


廉は納得したような表情をしてる。


でも嬉しいな。


空を見るようになったきっかけがあたしなんて。


しかも、こうやって出逢う前だよ??


運命みたいじゃない??


『運命みたいだよね。』


おもったことをそのまま言ってみた。


廉の反応が楽しみ。


「運命みたい、じゃない。」

『え??』

「運命、なんだよ。」


あたしは廉に抱きついた。


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