金髪にピアス。優しい彼



「遅刻ですね…。」



「名前は?」



「長澤咲樹です。」



名前を聞いた彼は紙を見始めた。



何してるんだろ?



しばらくして彼は顔を上げた。



「1年6組ね。」



「?」



「君のクラス。」



あぁ…クラスね。



「ありがとうございます。」



「どういたしまして。」



そしてまた柔らかく微笑んだ。



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