大切な大切な幼なじみ


桜が陽君と話しているのをながめていると、先生に話しかけられた。


「桜ちゃんの友達?」

「はい・・・」

「桜ちゃん、偉いわね?今はきっと大変な時期でしょう?なのにお兄さんともきちんとコミュニケーションをとって・・・」


先生が話し終えるのと同時に陽君と桜がこっちに来た。


「先生さようなら」


陽君はそういうと、さっさと教室を出て行った。
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