大切な大切な幼なじみ
<翔太side>
今の俺の気持ちは、まさにピンク!
まさか4分の1の確率で桜と同じクラスに
なれるとは思ってもなかった。
そんな事を考えながら席を探して座った。
桜は友達と話しよる。
可愛いなぁ・・・なんて思いながらにやけよったら
誰かが俺の席に近づいて来た。
「おはよう。翔太君は今日も桜とラブラブですか・・・」
声の主は、俺の親友の哲理。
「おはよう。君付けなんかやめろや。気持ち悪い。ラブラブなんかやないし・・・向こうは俺の気持ちなんか全然気づいてないし・・・」
俺は桜が好き。
桜が恋愛感情で好きやと気づいたのは、小学校の5年生の頃。