大切な大切な幼なじみ
「あんま無理すんなよ」
「桜は昔から人のことばっかり考えるんやけん」
陸と空がいつの間にかサッカーから戻ってきていた。
「うん・・・美花、ごめん。今日はおばあちゃんに帰りが遅くなるって言ってないけん明日以降にするね」
「うん!了解っ」
キーンコーン・・・
「あ・・・掃除や。じゃぁ、また後でね。あと・・・私達友達やけん!」
「美花・・・」
美花はこの時、私が1番欲しい言葉をくれた。