桜のパラソル
でも今回の休み時間は考える事がある


15分じゃ足りないくらい

周りを見渡せばたわいのない話で盛り上がっていた

俺は今自分に起こったちょっと不思議な事を考えてる

有意義な気分だ

でも雑音で会話が聞こえてくる


「ねーねー知ってる?あの桜の木って無くなるんだよ?」


「えー?なんで?」


「なんか、昨日そこで交通事故が起きて運転手があの木に文句言って来たみたい。邪魔だろって」


「その運転手ってのは政治家の息子ってか?」


「当たり!」


さっきまで雑音だった物に心を揺らされた
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