私こそ光る☆君 ~エレジー編~
ドタバタ☆デート with 清龍
『ううう、苦しい……』
さすがに食べ過ぎた……。
あの後、ケーキとかパフェとかたこ焼きとか食べたんだけど、思い出すだけで気持ち悪い……。
由依って見かけによらず大食いなんだ。
冷や汗が額を伝う。
今は公園のベンチに腰掛けて清龍を待ってるんだけど、すぐには動けそうにないよ。
なんて考えている途中、急に目の前が陰った。
不思議に思ってふいっと顔を上げると目の前に清龍がいた。
「具合悪いのか?」
心配そうに顔を歪める清龍。
この人もこういう顔するんだ。
いつも涼しい顔をしているイメージがあったから、なんだか意外。