私こそ光る☆君 ~エレジー編~
紫水の発言は実に穏やかで紳士らしい。

けれどその真意が、



“暴れるなよ?

少しでも暴れてみろ、ここから落としてやるからな”


であることは疑いようもない。



極め付きは後方からの刺すような視線。


“わたくしたちの王子様の恋人ですって!?

まあ、くやしいっ!!”


というメイドさんたちの心の叫びが聞こえてきそうだった。



もう、いったい何なのよっ!?

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