私こそ光る☆君 ~エレジー編~
自室に到着すると紫水は私をソファーに降し、自分もその横に腰掛けた。
「お前、意外と重いな。
ったく、よけいな手間かけさせやがって」
途端に口が悪くなる。
『ムッ!!
別に抱えてくれなんて私頼んでないもん!!
てゆーか、さっきまでの口調何なのよ!?
それに私、紫水の彼女になった覚えないしっ!!』
紫水の発言にムッとし、一気に捲くし立てる。
「一度にたくさん質問するな」
『何よ、偉そうにしちゃって』
「だってここ俺の家だし」
『は?
そんなの関係ないじゃない。
意味わかんないっ!!』
会話のつながりが全く見えない。
「郷に入っては郷に従えってことわざ知ってるだろ?
親父がいない今、ここでは俺が法律だ」
紫水が微笑みながら言う。
先ほどまでメイドさんたちの前でみせていた笑顔をとは違い、何かをたくらんだような黒い笑いだった。
なっ、なんか怖い……。
『で、でもウソは良くないよ、紫水くん。
ご、誤解されちゃうかもしれないし……』
声が上ずる。
ここまで人を狼狽させる笑みがあっていいのだろうか?
「お前、意外と重いな。
ったく、よけいな手間かけさせやがって」
途端に口が悪くなる。
『ムッ!!
別に抱えてくれなんて私頼んでないもん!!
てゆーか、さっきまでの口調何なのよ!?
それに私、紫水の彼女になった覚えないしっ!!』
紫水の発言にムッとし、一気に捲くし立てる。
「一度にたくさん質問するな」
『何よ、偉そうにしちゃって』
「だってここ俺の家だし」
『は?
そんなの関係ないじゃない。
意味わかんないっ!!』
会話のつながりが全く見えない。
「郷に入っては郷に従えってことわざ知ってるだろ?
親父がいない今、ここでは俺が法律だ」
紫水が微笑みながら言う。
先ほどまでメイドさんたちの前でみせていた笑顔をとは違い、何かをたくらんだような黒い笑いだった。
なっ、なんか怖い……。
『で、でもウソは良くないよ、紫水くん。
ご、誤解されちゃうかもしれないし……』
声が上ずる。
ここまで人を狼狽させる笑みがあっていいのだろうか?