私こそ光る☆君 ~エレジー編~
『始めろって何を?』
「お前は馬鹿か!? 自己PRに決まってるだろう。社長はお前のことを評価しているが、実際のところはどうか分からない。始めに言っておくが、俺ら全員厳しいからな」
ここに来た本来の目的を忘れかけて聞き返すと、当然のことながら怒られてしまう。
うっ、馬鹿って言われた。
そりゃ私が悪いけど……。
『……少しくらい待ってくれたっていいのに……』
「どうした? やらないのか?」
聞こえないようにぼやいたつもりが、絶妙のタイミングで詰め寄られた。
絶対聞こえててなお且つ無視したんだと思う。
『やりますー』
意地の悪い遥に心の中でベーッと舌を出しつつ、宣言した。
せっかちな男の子は嫌われるんだからねっ。
『それじゃあ歌うたいます。曲は【Brave×Stars】のデビュー曲で』
大きく深呼吸をする。
由依のおかげで緊張はほぐれた。
大丈夫。
私……ううん、僕ならできる。
~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~
ごめんね 嘘つきで
ごめんね 口下手で
素直に好きなんて言えるほど
僕は大人じゃない
僕のウソは 愛情表現
だから言い続ける
好きなんかじゃないって
ごめんね 意地悪で
ごめんね 天邪鬼で
優しく抱きしめられるほど
僕は大人じゃない
僕のイタズラは 愛情表現
だから言い続ける
抱きしめてやるもんかって
僕のウソは愛情表現
だから言い続ける
好きなんかじゃないって
~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~
「お前は馬鹿か!? 自己PRに決まってるだろう。社長はお前のことを評価しているが、実際のところはどうか分からない。始めに言っておくが、俺ら全員厳しいからな」
ここに来た本来の目的を忘れかけて聞き返すと、当然のことながら怒られてしまう。
うっ、馬鹿って言われた。
そりゃ私が悪いけど……。
『……少しくらい待ってくれたっていいのに……』
「どうした? やらないのか?」
聞こえないようにぼやいたつもりが、絶妙のタイミングで詰め寄られた。
絶対聞こえててなお且つ無視したんだと思う。
『やりますー』
意地の悪い遥に心の中でベーッと舌を出しつつ、宣言した。
せっかちな男の子は嫌われるんだからねっ。
『それじゃあ歌うたいます。曲は【Brave×Stars】のデビュー曲で』
大きく深呼吸をする。
由依のおかげで緊張はほぐれた。
大丈夫。
私……ううん、僕ならできる。
~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~
ごめんね 嘘つきで
ごめんね 口下手で
素直に好きなんて言えるほど
僕は大人じゃない
僕のウソは 愛情表現
だから言い続ける
好きなんかじゃないって
ごめんね 意地悪で
ごめんね 天邪鬼で
優しく抱きしめられるほど
僕は大人じゃない
僕のイタズラは 愛情表現
だから言い続ける
抱きしめてやるもんかって
僕のウソは愛情表現
だから言い続ける
好きなんかじゃないって
~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~