私こそ光る☆君 ~エレジー編~
急にそんな話を振られてびっくりした。


や、やばい……。


『そ、そんなことないよ!!

気のせいだって。

気のせい』


「ふーん」


由梨亜は疑わしげな目つきで私を見る。


ぜーったいウソだってバレてる!!


「ま、いいか。

いつか話せるときが来たら話してよね。

これでも一応あんたの親友なんだから。

親友なのに何も知らないってそんなの寂しいじゃない」



ごめんね、由梨亜……。

今は言えない。

でも、いつかきっと話すよ。




< 28 / 150 >

この作品をシェア

pagetop