私こそ光る☆君 ~エレジー編~
遥と紫水がいた。


二人ともこの学校だったんだ。



「あらら、また囲まれてる☆」


『助けなくていいの?』


「いいの、いいの。

もうじきあの人たちが来るから☆」


“あの人たち”ってだれ?

そんなふうに思ったときだった。



ピピピピッ。



ホイッスルの音が聞こえて、腕章をつけた女の子たちが姿を現した。


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