私こそ光る☆君 ~エレジー編~
遥から逃れられた喜びと感謝の気持ちを込めて、キラキラフラッシュつきの笑顔をお見舞いする。

その笑顔を間近でみた幸運(?)な女の子たちはヘナヘナ~っと腰砕け状態。


『大丈夫?』


慌てて倒れた子に手を貸す。



(何が怖いって天然であれをやってるから怖いんだよね…… ←by由依)



ピピピピッ。


いっこうに騒ぎが収まりそうにないので内心焦っているとどこからともなく笛の音がきこえてきた。



「皆さん、お静かに願います。

私は本日、生徒会より任命された《光さま親衛隊》の隊長です」


凛としたよく通る声が食堂に響き渡る。


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