PRAY MACENARY
「しょうがないよね~。
軍本部からの命令だもん。バラックの皆には悪いけど…。」
弥羽はモニターに映り徐々に大きくなる敵機を眺めながら、コクピット内のパネルにある赤いボタンを押した。
弥羽がボタンを押すと同時にコクピット内に微かな機械音が響き、パイロットシートからコンピューターに接続するかのようなジャックが伸び、弥羽の首筋に突き刺さる。
その瞬間、弥羽は力を無くしたようにぐったりとシートにもたれかかり、コクピット内からモニターを含めた光が消えた。
光源が消え、ポツポツと幾つかのスイッチのみが点灯するコクピットの中、外界の様子を映さなくなったモニターには「AMRS START」という言葉のみが表示されていた。
軍本部からの命令だもん。バラックの皆には悪いけど…。」
弥羽はモニターに映り徐々に大きくなる敵機を眺めながら、コクピット内のパネルにある赤いボタンを押した。
弥羽がボタンを押すと同時にコクピット内に微かな機械音が響き、パイロットシートからコンピューターに接続するかのようなジャックが伸び、弥羽の首筋に突き刺さる。
その瞬間、弥羽は力を無くしたようにぐったりとシートにもたれかかり、コクピット内からモニターを含めた光が消えた。
光源が消え、ポツポツと幾つかのスイッチのみが点灯するコクピットの中、外界の様子を映さなくなったモニターには「AMRS START」という言葉のみが表示されていた。