PRAY MACENARY
「カスタム機だから、狼牙改ってところか?」
飯倉は珍しい物でも見たというように、フッと鼻を鳴らしながら言った。
「そう、ですね。名前を付けるならそんなトコロじゃないですか。
イロイロいじってありますから。
見える所も見えない所も…。」
それを聞き「確かにな」と頷いている飯倉の目線の先、
先程、狼牙改と呼ばれた機体の左腕、肘より先の部分には前腕の代わりに黒光りするガトリングガンが取り付けられていた。
「タマとアブラは入ってんのか?」
飯倉の目は機体の各部をチェックしている整備士達の動きを見ている。
「弾薬も燃料も入るだけ…。
予備の弾薬もワンセット、別に積んでありますよ。」
「用意がいいな。」
飯倉が感心していると、整備士からチェックが済んだことを表すサインが送られてきた。
飯倉は珍しい物でも見たというように、フッと鼻を鳴らしながら言った。
「そう、ですね。名前を付けるならそんなトコロじゃないですか。
イロイロいじってありますから。
見える所も見えない所も…。」
それを聞き「確かにな」と頷いている飯倉の目線の先、
先程、狼牙改と呼ばれた機体の左腕、肘より先の部分には前腕の代わりに黒光りするガトリングガンが取り付けられていた。
「タマとアブラは入ってんのか?」
飯倉の目は機体の各部をチェックしている整備士達の動きを見ている。
「弾薬も燃料も入るだけ…。
予備の弾薬もワンセット、別に積んでありますよ。」
「用意がいいな。」
飯倉が感心していると、整備士からチェックが済んだことを表すサインが送られてきた。