PRAY MACENARY
「西嶋、隼時生機に向けてコードB-268をコール。」
佐良の疑問を置いていくように霧野から管制の西嶋に向けて無線がとばされる。
西嶋から了解と返答があった後、
「時生機には後付けでステルス機能が追加されている。
それが発動したんだろう。」
と霧野は白井達の疑問に答えた。
ただ、最後にポソリと呟いた「AMRSと一緒にな」という一言は誰も聞き取ることはできなかった。
「こちら管制、隼時生機のコードB-268の受信を確認、当機を補足、そちらより距離1000の地点を飛行中。
また、そちらから距離10000の地点に敵機の反応多数感知。
距離があるので詳細な数は不明ですが10機以上の部隊であることは確かです。」
続いて入る西嶋からの無線に霧野は眉をしかめた。
「全機に告ぐ、今回の強行偵察は断念、撤退する。」
隼時生機を除く各機はそれぞれに了解の意を伝え、撤退を開始する。
霧野はモニターの端にわずかに映る隼時生機を見ながら小さく奥歯を噛み締めた。
佐良の疑問を置いていくように霧野から管制の西嶋に向けて無線がとばされる。
西嶋から了解と返答があった後、
「時生機には後付けでステルス機能が追加されている。
それが発動したんだろう。」
と霧野は白井達の疑問に答えた。
ただ、最後にポソリと呟いた「AMRSと一緒にな」という一言は誰も聞き取ることはできなかった。
「こちら管制、隼時生機のコードB-268の受信を確認、当機を補足、そちらより距離1000の地点を飛行中。
また、そちらから距離10000の地点に敵機の反応多数感知。
距離があるので詳細な数は不明ですが10機以上の部隊であることは確かです。」
続いて入る西嶋からの無線に霧野は眉をしかめた。
「全機に告ぐ、今回の強行偵察は断念、撤退する。」
隼時生機を除く各機はそれぞれに了解の意を伝え、撤退を開始する。
霧野はモニターの端にわずかに映る隼時生機を見ながら小さく奥歯を噛み締めた。