PRAY MACENARY
「そういえば佐良、お前アキちゃんキープしたんだって?」
佐良のコクピット内に、カラカラと笑う舩坂の声が響きわたる。
スピーカー越しの佐良機の機体の中でも舩坂の笑い声に埋めつくされているのだ、舩坂機の中は凄まじい音量となっているだろう。
「意外に手が早いのな。」
舩坂はそう言って笑い続けた。
「別にいいじゃない。舩坂だって、白井だってキープしてるじゃない。」
「で、どうだった?」
少しむくれた様に言う佐良に舩坂は追撃を加えた。
「どうだったって…何が?」
「決まってるだろ。具合だよ。」
「そんなの知らないよ。してないんだから。」
…………………。
一瞬にして二人の間に広がる沈黙。
佐良はむくれたままの表情だが、舩坂の顔は唖然として、なかなか言葉を発せずにいた。
佐良のコクピット内に、カラカラと笑う舩坂の声が響きわたる。
スピーカー越しの佐良機の機体の中でも舩坂の笑い声に埋めつくされているのだ、舩坂機の中は凄まじい音量となっているだろう。
「意外に手が早いのな。」
舩坂はそう言って笑い続けた。
「別にいいじゃない。舩坂だって、白井だってキープしてるじゃない。」
「で、どうだった?」
少しむくれた様に言う佐良に舩坂は追撃を加えた。
「どうだったって…何が?」
「決まってるだろ。具合だよ。」
「そんなの知らないよ。してないんだから。」
…………………。
一瞬にして二人の間に広がる沈黙。
佐良はむくれたままの表情だが、舩坂の顔は唖然として、なかなか言葉を発せずにいた。