PRAY MACENARY
少年は窓から見える階下、トレーラーを、正確にはシートに包まれた巨大な積み荷を指した。
「それでは最後の質問。
……種別は?」
「ミクロンです。」
答えを聞き、少女は書類に何かを予め決められていたかのようにスラスラと書き込んだ。
「採用です。
ようこそ。バラックへ。」
「ありがとう…ございます。」
少年は少しホッとしたように息を吐き出す。
「それじゃ部屋は203を使って。
一階のリビングに他のパイロットがいるとおもうから、荷物を部屋に置いたら行ってみるといい。」
それから…、と少女が続けようとした時、辺りに警戒を報せる放送が流れ始める。
警報によれば、ガンナーと呼ばれる敵陣営の機体が三機、警戒区域に近づいてきたらしい。
「それでは最後の質問。
……種別は?」
「ミクロンです。」
答えを聞き、少女は書類に何かを予め決められていたかのようにスラスラと書き込んだ。
「採用です。
ようこそ。バラックへ。」
「ありがとう…ございます。」
少年は少しホッとしたように息を吐き出す。
「それじゃ部屋は203を使って。
一階のリビングに他のパイロットがいるとおもうから、荷物を部屋に置いたら行ってみるといい。」
それから…、と少女が続けようとした時、辺りに警戒を報せる放送が流れ始める。
警報によれば、ガンナーと呼ばれる敵陣営の機体が三機、警戒区域に近づいてきたらしい。