PRAY MACENARY
現在、狼牙舩坂機、狼牙白井機、隼時生機の3機はここ数ヵ月の主要任務となっている敵機の偵察阻止のため、防衛線まで向かっていた。
今回は入社後の佐良が出撃した時と同様、弥羽を戦力として未知数とした上での3機での出撃である。
ちなみに一人余った佐良は基地で留守番をしている。
「ねぇねぇ舩坂~。今回の出撃ってさ。
敵機は撃墜しちゃいけないの?」
多少不満げに言う弥羽はまるで、つまんない、とでも言いたげな様子で頬を膨らませていた。
「ん?ああ。
敵機の機体は損傷させても構わないけどな。
なるべく撃墜はしねぇようにな。」
敵機を撃墜せずに追い返せ。
確かにそれだけ聞けばおかしな内容だろう。
その疑問を察したのか、白井が二人の通信に入っていった。
今回は入社後の佐良が出撃した時と同様、弥羽を戦力として未知数とした上での3機での出撃である。
ちなみに一人余った佐良は基地で留守番をしている。
「ねぇねぇ舩坂~。今回の出撃ってさ。
敵機は撃墜しちゃいけないの?」
多少不満げに言う弥羽はまるで、つまんない、とでも言いたげな様子で頬を膨らませていた。
「ん?ああ。
敵機の機体は損傷させても構わないけどな。
なるべく撃墜はしねぇようにな。」
敵機を撃墜せずに追い返せ。
確かにそれだけ聞けばおかしな内容だろう。
その疑問を察したのか、白井が二人の通信に入っていった。