僕ときみの秘密な隠れ家





「あたし、
こういう趣味に付き合う気は…」


「うん、僕もないから。」




リンの言葉をバッサリ切る




「なら、なんでこんな格好……?」


「友達から貰ったのはほんと。
あ、あと新品ってのも。」


「別に新品じゃなくてもよかった」




むすっとしたリンに、僕はくすくす笑う。




「だって、似合いそうだったから。
白い肌に黒って色が映えるでしょ?
…リン可愛いよ」


「………まあ、いいけど…」




僕の言葉に気をよくしたのか
少しだけ機嫌が良くなった。




「後でちゃんとした服、出してあげるから
その前に、ご飯食べよう。」



「うん」














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