僕ときみの秘密な隠れ家





ご飯を食べていると
リンが思いだしたように
「あ、」と声を出した。



「ねぇ裕、
もう1個だけ質問していい?」


「ん、どうぞ。」


「裕って、どんな仕事してるの?」


「んー…一応…」


「一応?」


「一流企業の商社マンかな?」


「…じつは凄い人なんだ…」



びっくりしたように言うリンに
僕は苦笑いしか出来なかった




< 18 / 85 >

この作品をシェア

pagetop