僕ときみの秘密な隠れ家








リンはまさかここまでされるとは
思っていなかったのだろう。



少しびっくりした表情をしていた




「このまま、いい?」



「…いい?って今日、仕事じゃ…」



「今日は土曜日だよ?」



「でも、朝……」



「リンが誘ったんだからね」




僕はリンの首筋に顔を埋めた

白くて綺麗な肌に赤い花が咲いていく





「ちょ、ちょっと裕っ…
………だ、だめっ!」




リンが強く抵抗したところで
僕はリンからぱっと離れた




「…え?」



あまりにもあっさりすぎて
リンは逆にびっくりしている




「なに?続き、してほしてかった?」


ニヤリとした顔つきでリンを見ると
みるみる顔が赤くなった



「ば、馬鹿!」





そのままリンは部屋を出て行ってしまった





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