僕ときみの秘密な隠れ家







ホットミルクティーを入れ、
部屋に戻った。






「はい、どうぞ。」


「…ありがとう」




一口、飲むのを確認すると
僕は質問を続けた。





「名前は?」


「…リン…」


「失礼だけど、いくつ?」


「…21歳」






あ、予想が外れた。
大人っぽいから
もうちょっと上かと思ってた。





「他に…言えることは?」


「…。」



俯いて黙り込んでしまった












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