僕ときみの秘密な隠れ家








「少し、水に触ってみる?」



冗談のつもりで言ったつもりだったが
リンに本気で捉えられてしまった




「入るっ!!」




そそくさと
ヒールのある
パンプスを脱ぐと
海へ向かって走っていった





「あ、待って!」



僕も靴と靴下を脱ぐリンの後を追いかけた













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