大好きっ!!
第1章 あたしは学園のお姫様ッ!?
ひらひら……
あたしの前をひとひらと桜の花びらが散っていく。
今日は入学式。
あたし、木田 桜音は今日から高1です!
友達はたっくさんいるのに、一人が好きな変なあたしは一人で入学式会場へ向かった。
友達なんてあいまいじゃん。どっからが友達?どっからがクラスメート?
「友達だって思ってたのに……」なんてありすぎる話じゃん。あほらしいよ。
あたしは今いる友達のだれも信じてない。
どんっっっ!!
いったあぁぁあ!!
いきなり何!?
ぶつかった人の顔を見ると男。
メガネ……
あたしの学校の制服はブレザータイプなんだけど、シャツの1番上まできっちり。
ネクタイもきっちり結んでいる。
正直……だっさぁぁあ!
びっくりだよ!!
こんな人いんの?
「ごめんなさい、大丈夫?」
「はい♪大丈夫でぇす☆」
こんなやつにまでなんとなくクセのぶりっ子しちゃう情けないあたし。
「よかった。もしかして、1年生ですか?」
「はいっ☆そうですっ♪あなたは?」
「僕も1年。」
そういって彼はにこっと笑った。
ふーん、笑顔はまぁまぁね。
「じゃ、またあとでね!」
走り出した彼。
あたしの前をひとひらと桜の花びらが散っていく。
今日は入学式。
あたし、木田 桜音は今日から高1です!
友達はたっくさんいるのに、一人が好きな変なあたしは一人で入学式会場へ向かった。
友達なんてあいまいじゃん。どっからが友達?どっからがクラスメート?
「友達だって思ってたのに……」なんてありすぎる話じゃん。あほらしいよ。
あたしは今いる友達のだれも信じてない。
どんっっっ!!
いったあぁぁあ!!
いきなり何!?
ぶつかった人の顔を見ると男。
メガネ……
あたしの学校の制服はブレザータイプなんだけど、シャツの1番上まできっちり。
ネクタイもきっちり結んでいる。
正直……だっさぁぁあ!
びっくりだよ!!
こんな人いんの?
「ごめんなさい、大丈夫?」
「はい♪大丈夫でぇす☆」
こんなやつにまでなんとなくクセのぶりっ子しちゃう情けないあたし。
「よかった。もしかして、1年生ですか?」
「はいっ☆そうですっ♪あなたは?」
「僕も1年。」
そういって彼はにこっと笑った。
ふーん、笑顔はまぁまぁね。
「じゃ、またあとでね!」
走り出した彼。