大好きっ!!
「雄~ね、あれ行こ?」

「え”だから、俺は苦手だって…!!」

「前のときすっごくかわいかったからさ、もう一回見たいな―みたいな?」

「///」

あれは忘れられないだろう。

彼女にデートで「怖い」としがみついたのだから。

「ねーぇ、だめぇ?」

「……」

あたしの必殺技、上目遣い+うるうる目♥

「~~っ、分かったよ!いいから笑うなよ」

「はーい♪」

「――ったく…」


そしてあたしたちは、お化け屋敷に向かった。


あたしの足取りは軽かったが雄の足取りは重かった。

足に500tぐらいのおもりがついてるぐらい。

あ、それじゃ絶対歩けないか(笑
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