大好きっ!!
第2章 悪夢。
次の日、学校に行くとみんながあたしを見た。
今日は特におしゃれしたわけでもないし…
ふっ、と黒板に目をやると
『スクープ!学校のモテ女のときめきの瞬間❤』
というふざけた記事とその下にあるのは…
あたしはハッと息をのんだ。
昨日公園で雄から抱きしめられた時の写真だ。
「…」
クラスを見回すと、大体の人が心配そうな顔をしている。
笑ってるのは、いじめグループと…
まどかちゃん。
うそでしょ?どうしてまどかちゃんが笑ってるの?
たぶん、これを遊びだって思ってるんだよね?
まどかちゃんは遊びだって思ってるんだよね?
心臓がきゅうっと痛んだ。
誰かが心臓をつかんだみたいな…
ガラッ―――
雄だ。
「おはよ」
「おはよ…」
あたしが半泣きなのに気付いたのか黒板をちらっとみた雄は顔色を変えた。
「…っ、これやったの誰だよ!?冗談が過ぎるだろっ?!」
雄はいじめグループに、
「お前らがやったのか?」
と聞いた。
するとあいつらは
「うちらがやった証拠でもあんの?」
そう言われたら言い返せない。
今日は特におしゃれしたわけでもないし…
ふっ、と黒板に目をやると
『スクープ!学校のモテ女のときめきの瞬間❤』
というふざけた記事とその下にあるのは…
あたしはハッと息をのんだ。
昨日公園で雄から抱きしめられた時の写真だ。
「…」
クラスを見回すと、大体の人が心配そうな顔をしている。
笑ってるのは、いじめグループと…
まどかちゃん。
うそでしょ?どうしてまどかちゃんが笑ってるの?
たぶん、これを遊びだって思ってるんだよね?
まどかちゃんは遊びだって思ってるんだよね?
心臓がきゅうっと痛んだ。
誰かが心臓をつかんだみたいな…
ガラッ―――
雄だ。
「おはよ」
「おはよ…」
あたしが半泣きなのに気付いたのか黒板をちらっとみた雄は顔色を変えた。
「…っ、これやったの誰だよ!?冗談が過ぎるだろっ?!」
雄はいじめグループに、
「お前らがやったのか?」
と聞いた。
するとあいつらは
「うちらがやった証拠でもあんの?」
そう言われたら言い返せない。