大好きっ!!
次の日。

あたしの机はきれいだった。

どうやらまどかちゃんが説得してくれたらしい。

「あ、おはよう」

「おはようっ!!」

「ねぇ、久しぶりに一緒にお弁当食べない?」

「うん、食べる!!」

「唐揚げと卵焼き…また前みたいに交換しよう?」

「うんっ!!」

幸せ。

「おっはよー!」

あっ雄。

「桜音にえーとまどか…さん、おはよう」

「まどかでもいいんですよ?」

「いや、名前の呼び捨てで呼ぶのは彼女だけ」

「桜音ちゃん、やるぅ^^」

「///もうっ!!」

あはは、と笑いあった。

ねぇ、まどかちゃん。

どうして今まであたしたちはいがみ合ってたんだろうね?

こうして素直な想いを言いあえてればこんなことにはならなかったのにね?





< 29 / 118 >

この作品をシェア

pagetop