大好きっ!!
第4章 雄の気持ち(雄side)
ここから雄目線です♪
晴れておれたちは恋人…カップル…か。
なんか最後のほうはぐちゃぐちゃだったけど…
ま、最初に声かけたのって、「この子かわいーじゃん」ぐらいの気持ちだった。
だからわざとぶつかってみたり~☆
そんな邪悪?な俺にも笑顔で笑いかけてくれた。
あのときは「所詮作り笑い、ぶりっ子ってやつだろ?」としか思ってなかった。
俺はちびのころからなぜか女には好かれた。
だからか作り笑いはすぐわかるし俺に好意を寄せているとすぐわかる。
そういうのってスゲーめんどいからわざと地味男で高校逆デビュー(笑
でも、男子に絡まれてた時、あいつはホントにおびえた瞳をしていた。
ま、少なくとも俺にはそう見えた。
その時。
「守ってあげたい」「一緒にいたい」って気持ちが芽生えた。
その日から俺の瞳は勝手に桜音を追うようになった。