大好きっ!!

しばらくして着いた家は「豪邸」以外の何物でもなくて…


「えっ…ここくるみんの家…?」

「そうだよー♪」

「すっごくでかいじゃん!!」

「そうかなぁ?」

「そうだよっ!!てゆうか、お邪魔しちゃっていいの?」

「全然おっけー☆」

「あはは!」

入るとくるみんの彼氏らしき人がいた。

「くるみっ!その子は?」

「友達ー♪」

「へぇーかわいい子だなー」

久しぶりにそんなこと言われたかも、あ、雄以外に。

雄がニラミをきかせてたからね(笑

「どうぞ♪」

「おじゃましまぁす☆」

「私の部屋こっちだよぉ♪」

「うわぁー中もきれい☆」

「そんなぁーやだなぁ、もうあんまり見ないでよ~(-_-;)」

「えへ、ごめんごめん」


くるみのへやだ。

なんか女の子らしくてかわいい。

ちょこんとおかれたテディ・ベアが似合いすぎてて…


「じゃ、ジュース、とってくるねぇ♪」

「はーい」「よろしくな」

ばたん…

二人っきり~

気まずい…


「桜音ちゃんだっけ?」

「っえ?なんでしってるの?」

「くるみがよく言ってる、かわいい子だって」

「そんなっ///」

「俺から見てもかわいいよ?」

「…えっ?」



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