大好きっ!!


「桜音がすごく、すごく大切だから」

わぁぁ!言った!!!!

「///!!」

桜音は顔を真っ赤にして俯いている。

可愛い。


「ほらっ、早く熱はかって!」

「はぁーい」

ぴぴぴっ!

「ゲッ…8度2分!?」

ふと桜音に目をやるともう寝ている。

疲れたのだろうか…?

それにしても寝顔まで可愛いな、こいつは。

そっと頭をなでた。

そして、熱冷ましのシートを貼った。

「ぅ…ん」

やっぱかわいい。

「…」

あっ!!

俺の頭は勝手によからぬことを考える。

だめだ!

まだ、我慢するってきめたんだ!!

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