大好きっ!!
俺が消し終わったときは後ろのドアが開き、桜音がタイトルを読んでワナワナし始めた後だった。

「ゅ…ゅぅ…」

「桜音!あっ、あのっ、さっきのは別に俺が見たかったわけじゃなく…」

「雄のバカぁッ!!」

「ていうか、桜音、熱は…?」

「もう下がった!!!」

だろうな、そんなに叫ぶ元気があるなら…



俺はこの後桜音にみっちり説教をくらった。

…なんで俺が…







とりあえず、桜音は大丈夫そうなので海に行く予定は変わってません。

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