大好きっ!!
「うわぁ~足!!」

「足?あぁ、着かないのか、もう?」

「もう?ってうるさいっ!背低くて悪かったなっ!」

「ううん、背低いほうが可愛いから別にいやじゃない。ほら、掴まれ」

「う…ん」

ちょっと今のはカッコつけすぎ?

ま、結果的に桜音は俺の手を握ってるのでおっけー♪

(手をつなぎたかっただけ)

「キャァっ!」

どうやら桜音が足を滑らせたようだ。

桜音の全体重が俺にかかるけど、全然平気。

片手でひょいっと桜音の体勢を整えた。

「ありがとっ…」

ありがとなんて言われると俺まで照れるし///

俺は桜音の彼氏なんだからもうちょっと頼ってほしいなぁ、みたいな。
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