年下男子♂
「そりゃ裕也好きだけどさ皆に冷やかされるのは嫌なんだよなあ〜…なんで裕也は平気なんだろ」
私はジュースをコップに注ぎながら一人で呟いた。
ギュッ
その時、誰かに後ろから抱き締められた。
「裕也??!」
私は慌てて裕也だと思われる人を突き飛ばした。
「痛!愛理ひどっ!」
やはり裕也だった。
裕也は足を押さえながら立ち上がった。
「ご…ごめん…びっくりしちゃって…つい…」
私は苦笑いをして裕也に頭を下げた。
「まあ許してやる☆」
裕也は手でピースをした。
裕也といるとドキドキする
こういうのを「好き」って言うんだなあ―…
ギュッ
「ひゃあ!」
そんなことを考えていると裕也がまた抱き締めてきた。
そのせいで変な声を出してしまった。