年下男子♂



午後の授業は自習で楽だった。


そして下校時間が来た。


愛里沙と由香と一緒に帰った。


私は会話はせず1人で考え事をしていた。


今日裕也くん遊びに来るかな…


昨日はあんな感じに終わっちゃったし……


裕也くんの好きな人って…

誰なんだろう……


「じゃーね愛理!」

「また明日!」


愛里沙と由香にそう言われ我に帰った。


「あ、うんバイバイ!」


途中私は由香と愛里沙と帰り道が別れるから二人とはここでお別れ。



「ただいま〜〜」


私は家に入った。


「おお〜姉ちゃん〜今日も裕也来てるぞ!」



部屋のドアから智也が顔を出した。


え?!裕也くん来てるの?


私は走って部屋に入った。

「あ、愛理先輩お…おじゃましてるよ」


裕也の声が聞こえた。



気のせいだろうか………








裕也くんの顔が一瞬赤くなってるように見えたのは…







気のせい……だよね………








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