年下男子♂
明日
それから日はあっという間に過ぎていった。
とうとう明日が
大切な友達と大好きなキミとの別れの日となった―…
引っ越すことを知ってから今日まで愛里沙とは休み時間たくさん遊んだ。
バカみたいに騒ぎまくった。
愛里沙との別れを忘れたわけじゃないけど、だからこそはしゃぎまくって笑い合った。
そして、年下のキミとは―…
引っ越すことが分かってから学校が違うから放課後を使って毎日遊んだ。
最初私はやっぱりキミの顔を見ると泣いちゃったけど、そのたびにキミは私に駆け寄ってきてくれた。
優しい言葉をかけてくれた。
こんなに優しくしてくれるキミのことがもっともっと好きになった。
そのうちに私の目から自然と涙が消えていた。
好きな人とは笑い合いたかったから――……
キミが私の方ばかり行ってたから智也は少し怒ってたけど、それでもキミは私のそばにいてくれた。
すごい嬉しかった。