年下男子♂
「なあ」
裕也は私を抱き締めたまま言った。
「何?」
「俺がまたこの場所に戻ってくるまで…待っててくれる?」
「当たり前じゃん…!」
「勝手に俺以外に彼氏作んなよ!?」
「作るわけないじゃん!裕也くんこそ二股とかしないでよ?!」
「んなわけねーじゃん!俺が好きなのは「愛理」だけだから!!」
「ちょっと照れるじゃん!てか愛理って……呼び方…」
「いいじゃん!彼氏と彼女って関係だしこれからは愛理って呼ぶから!あ、俺のことは裕也でいいから!」
裕也…………
呼び捨てか……
なんか恥ずかしいな……
「ゆ……裕也……」
私は顔を赤くしながらも呼び捨てで呼んだ。
「うっわ!超可愛いんだけど!!もう愛理大好き!」
「///」