【完結】俺様彼氏と恋愛中。
「……桜井さん」


机に頬杖を付いて校庭をジッと見つめていたら、梅村君に話し掛けられた。




「…………」


……来た。




「アイツのことは相手にすんな」


……ふと、忍の言葉が頭をよぎった。




「あのさ……」


「話し掛けないでっ」




口を開いた彼の言葉を、私は遮った。
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