犬彼
「………よし。完璧。」
今日の私の格好は、半袖のTシャツにチェックのスカート。中に短いズボンも履いている。
今日はスポーツ系で決めてみた…。遊園地だしね。
何か似合わないな。
私の黒の長い髪はポニーテールにして、緩く巻いた。
思ったとおりに出来たけど、何か本当に似合わない気がする。
……今更着替えたりする時間もあまりないし、今日はこれで行こう。
皆とは駅前の時計台に10時に約束してる。
丁度私が付いた時に時計台の前にはもう3人とも来ていた。
「おはよ。」
「美和~おはよぉーw」
「シッシッ明どっかいってよ。私の美和なんだから。」
「何いってんだよ馬鹿美月!!美和は俺の!!!」
「はあ…明何恥ずかしいセリフ言ってるん?美和ちゃん真っ赤やで?」
「//////」
「わーっ美和可愛いっっ」
明はぎゅっと抱きしめてきた。
「……もう相手にしたくない。ほな、行きますか!!」
「やったーっっ」
「明うるさい。」