カエルの王子様
「バン様?」


「何だ?」


「挙式を延期したいのです。
私達の暮らしは村の人々に
よって助けられています。
こんな状態で挙式は控えたいです。」


マリーは本当に、
村の人々を考えてくれた。
私が言った方が良かった
かもしれないが、
マリーは人々の心に、
優しい言葉で入っていく。


「分かった。
村の暮らしが良くなれば、
挙式をまた行なう。
それでいいか?」


「はい!!!」


一緒に聞いていた、
ポンやケンヨウは涙を
流していた。
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