カエルの王子様
第2章

自分の姿

「一体ここは・・?」

目が覚めると、
湖が目の前にあった。

「助かった・・。」

あの時毒を飲まされたのに、
助かったのが不思議・・。

足や手がおかしい・・。
水辺に自分の姿を見ると、
俺は驚くしかなかった。

「カエル・・・。」

一体どう言う事だ!!
何故?俺はカエルなんだ?

「おや?新人か?」

「うわあ!!」

「カエルの癖にそんなに
驚くことか?」

見たことのない、
鳥が俺に話しかけてきた。

< 16 / 155 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop