カエルの王子様
「ポンは何故?」

「俺か?
ヨーセーが毒を作っている
所を見てしまったのだ。
そして途方に暮れている時、
マリー様に助けられた。」

「そうだったのか。
私もマリー様に、
助けていただいた。」

「バン王子。
私に様いらないです。」

「どうして?
エンゼやポンと同じで、
私はカエルです。」

「けど。
貴方様はスター王国の
王子様です。
こんな私に様なんて・・。」

マリーはビックリして、
私を見つめてきた。
本当に目がみえないのか?と、
不思議に思えた。

「マリー様。
私は王子ではありません。
今はカエルです。
その代わり、
ここに置いてもらって・・。」

「ええ!!
一緒に暮らしましょう!!」

俺がお願いする前に、
マリーは許してくれた事に、
ホッとした。

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