カエルの王子様
「おい。
見慣れないカエル。」


俺は振り向くと、
狼が近づいてきた。


「・・・・。」


俺は何も言えずに、
黙って狼を見つめていると、
舌を舐めていた。


「美味しそうだな。」


そう言って、
狼は俺を襲ってきた。


必死で逃げても、
狼に勝てる訳もなく、
狼の前足で押さえつけられた。
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